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小分け、袋詰め、詰め合わせ、セット業務の効率化【流通加工の物流アウトソーシング】

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流通加工業務の物流アウトソーシング・3PL

小分け、袋詰め、詰め合わせ、セット業務の効率化

農産物では高いノウハウが必要に

小分け、袋詰め、詰め合わせ、セット業務などの流通加工も、化粧品や医薬品など幅広い分野で行われています。そんな中でも、こうした流通加工の必要性が高い青果物や菓子類を中心に具体的内容を見ていきます。

青果物ではノウハウが必要に

産地から運ばれてきた青果物はまず痛みや腐食などがないかをチェックする選別作業が行われます。続いて、販売数量単位で小分けされ、袋に詰めされます。とくに店舗に供給する青果物については、店頭での陳列スタイルに合わせ、ケース・コンテナに商品をセッティングし、値札シールの貼付といった作業も行います。青果物は鮮度が命ですから、迅速に作業を進めることが重要です。また、デリケートな商品だけに扱いも丁寧でなければいけません。このため、作業には細心の注意を払わなければならず、長年の経験で培われたノウハウが不可欠です。また、最近は有機農産物、有機加工品が普及していますが、これを小分けしたりするには、有機JAS認証が必要になります。

機械化で効率化すすめる

こうした一連の作業は、量販店などのインストア(店舗内)で行われてきましたが、パート従業員の雇用環境の悪化や、生産地での労働力不足などを背景に、ここ数年でアウトソーシングが急速に拡大しています。また、核家族化や単身世帯の増加による個食化も市場拡大を後押しています。こうした作業は人手や手間のかかる作業ですから、これを受託する物流会社は効率化しなければ利益を上げることはできません。そのために進められているのが機械化です。機械化の具体例としては、かぼちゃスライサーがあります。これは、かぼちゃを馬蹄のようにブロックごとに切り分ける機械で、自動包装機によってパック詰めされます。また、キャベツは半切りしたものを機械でラップに包み、自動でラベリングしています。その他の品目でも機械化は進んでいて、レタパック個包装機、胴巻き包装機、組み合わせ計算機など、様々な専用機械が活用されています。

人手に頼らざるを得ない作業も多い

ただ、現状では機械化されているのは作業の一部工程のみで、依然として人手に頼らざるを得ない流通加工が多いのが実態です。前述のかぼちゃだと、スライサーで切り分けることはできても、ワタやタネの除去は手作業で行われています。また、キャベツを半切りするのも作業スタッフです。

個体差の大きい青果物

一連の作業工程の中でも包装は比較的機械が進んでいますが、青果物は品質や個体差が大きく、カット工程については機械化が難しいと言われています。また、袋詰めの機械化は一部で導入事例があるものの、オーダーメイドの機械が大半で、コスト負担は大きくなっています。青果物の品質・個体差を検知できる機械はまだ登場していないため、経験を積んだスタッフによる目視が欠かせないのです。

少量多品種も機械化のネック

青果物は少量多品種が顕著な品目で、流通加工の工程においては仕様(規格)も様々です。また、スーパーや量販店によって仕様へのこだわりがあり、選定基準も違ってきます。このため、「機械化には限界がある」というのが多くの青果物業界関係者の一般的な見方となっています。

菓子の付加価値高める包装加工

小分け、袋詰め、詰め合わせ、セット業務が必要なのは菓子類の流通加工でも同じです。ナッツ類、ドライフルーツ、飴玉、チョコレートなどを一定量、種類ごとに小分けして袋や化粧箱に入れ、シールで封緘します。輸入された半製品の菓子などは、検品後にシュリンク包装(透明フイルムで覆う)作業も発生します。また、青果物と違ってプレゼントに使われることが多い商品ですから、凝った形の化粧箱・ギフト箱を組み立て、内部に商品を詰め合わせるセット組も多いです。また、ペットボトル飲料におまけ(景品)などが貼付されているのをよく見かけますが、あれも近年は需要が高まっている流通加工です。さらに、売り場用の販促ツール(ポップ)を組み立てる作業もあり、作業の幅は広がっていると言えるでしょう。

シュリンク包装も機械化

菓子類の流通加工も一部で機械化は進んでいて、自動シュリンク包装機やカートンシーラー(自動製函機)、自動塗布機などを導入している物流会社は増えてきました。ただ、複雑なパッケージングなどは熟練したスタッフの手作業に頼っています。また、農産物と同じく少量多品種化が進んでいて、一気に機械化するのが難しい分野と言えます。

消費者ニーズの変化に柔軟に対応

小分け、袋詰め、詰め合わせ、セット業務の目指すところは、生産地や工場から出荷された商品を物流の段階で消費者が買いやすいような形にすることです。また、消費者の販売意欲を掻き立てるような作業を行うのが理想で、その良し悪しは商品の売り上げに直結します。メーカーや生産者、量販店などに仕様のこだわりがあるのはそのためです。また、消費者ニーズは時代背景によって刻々と変化するため、詰め合わせのやり方一つを取ってもニーズに合わせて変えていかなければなりません。このため、情勢変化に臨機応変に対応できる物流会社とパートナー関係を築くことが大切になります。

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