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建築・建材

木材や鉄骨、コンクリートなど、さまざまな素材を用いるほか、形状・サイズも多種多様な建材。小型トラックで運べるものもあれば、状況次第では特殊な車両も必要になるなど、建材を運ぶための環境構築には多額のコストを要します。本記事では、建築物流の特徴や課題のほか、3PLの選び方を解説しています。建築物流のアウトソーシングを検討中の方は参考にしてください。

ダム・鉄道駅など数多くのインフラ事業に従事

丸太運輸株式会社

丸太運輸株式会社では、製鋼メーカーの溶解圧延設備・超大型プレス機の据付や、化学会社のプラント設備工事、機械メーカーからの各種加工機械設置など数多くの建築現場に従事してきました。その経験を活かし様々な荷主の要望に応えていきます。

丸太運輸株式会社の会社概要

会社名 丸太運輸株式会社
設立年 1914年5月1日
従業員数 564名(2021年12月現在)
所在地 名古屋市瑞穂区新開町22番20号

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ハウスビルダーの関連会社だからこそ任せられる現場がある

大和物流株式会社

大和物流株式会社は特に住宅建築現場に強みを持っています。住宅などの建設現場で取り扱う部材は様々で、重量物・長尺物、異形物も多くありますが、それにも対応が可能です。長年、大和ハウスグループの物流を担ってきた経験で、建設現場の効率化を物流面からサポートします。

大和物流株式会社の会社概要

会社名 大和物流株式会社
設立年 1959年(昭和34年)8月
従業員数 1,404名(2022年3月31日時点)
所在地 大阪市西区阿波座一丁目5番16号

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建材物流の特徴とよくある課題

大小さまざまなサイズ・形状の資材を運ぶ建材物流。重さも資材によりけりで、柔軟に対応できるよう、トラックやトレーラーなどの車両を揃える必要があります。しかし、こうした車両を運転できるドライバーの確保も欠かせません。ドライバー不足が懸念される物流業界ですが、建材物流においても同様で、ドライバーの確保や育成が課題となっています。

また、物流全体の効率化も課題の一つです。建築業界は、主に建材のメーカーと物流業者、ハウスビルダーやデベロッパーなど3者のサプライチェーンで成り立っています。しかし、物流はメーカーが独自に手がけるケースも多い一方、それに伴う輸送効率の低下や、余分なコスト発生などの問題が生じています。

このような課題を解決するためにも、物流のアウトソーシングを検討するべきです。物流を3PLへ委託すれば、輸送が効率化され、コスト削減に繋がる可能性があります。また、車両購入などの投資が不要になり、浮いたコストを工場の設備投資に回せます。ドライバーの確保・育成も不要なため、なり手不足の問題も解決できます。

建材物流に必要な要件

建築物流をアウトソーシングする場合、外注化する範囲を明確にする必要があります。例えば建材の輸送のみをアウトソーシングするのか、あるいは検品や在庫管理も委託するのかなど、自社で対応する業務と外注化する業務を決めることが重要です。外注範囲の明確化は、コストはもちろん、業務効率・省力化にも影響します。まずは自社の現状を把握し、課題を洗い出して外注する業務を決定しましょう。

建材物流における3PL選びのポイント

3PLを選ぶ際は、包括的な対応が可能かどうか確認することが重要です。建築業界では、現場のニーズに即した対応が求められます。特にジャスト・イン・タイムが求められるため、細かい要望にも対応できる3PLを選ぶことが必要です。

また、所有している車両の種類も確認をおすすめします。建材はサイズや形状、重量がバラバラで、製品に合わせた車両選びが必要です。3PLが多様な車両を揃えていれば、さまざまな建材の輸送に対応できます。