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化粧品業界の物流事情

このページでは化粧品業界の特徴を説明したうえで、物流アウトソーシング会社・3PL企業の選び方を紹介しています。化粧品業界にあったコスト削減&付加価値創造を実現できる、物流アウトソーシング・3PL会社を見つけましょう。

化粧品業界でよくある物流の課題

丁寧な荷扱いが不可欠

化粧品業界では高い物流品質を要求されます。特に以下のような特徴があるため、物流品質を高くする必要があると考えられます。

  1. 多品種少量化して種類が多く、バラの小口出荷もある
  2. 高額商品が多く、化粧箱など凝った包装も少なくない
  3. 季節に応じて新製品が発売されるため、荷動きに季節波動が生じる
  4. 先述したように包装・表示・保管などで改正薬事法の化粧品製造販売業許可が必要

これらを一目しただけでも化粧品物流の課題は明らかです。多品種少量化に対応するため、仕分け機などマテハン設備は小口貨物を丁寧にさばけるようなスペックが必要ですし、商品に傷を付けることは許されないので、工程によっては人手も必要になります。

また、輸送面では必然的に多頻度小口配送に対応できる運送会社を選定しなければなりません。

更に、季節波動への対応については、荷動きの増減によって受け入れ体制を弾力的に拡大・縮小できる体制が不可欠です。もちろん、化粧品もある程度の価格競争にさらされているため、物流コストを抑えた仕組みを構築することも重要です。

化粧品の市場規模は拡大中

経済産業省によると、化粧品の市場規模は2019年度で1兆7611億円。直近5年間で市場規模は1・2倍になり、右肩上がりで成長しています。

この背景にはインバウンド需要があると言われています。

新型コロナウイルス感染拡大が続く中、今後は不透明感も出てきましたが、それでも需要は底堅い商品と言えます。それだけに競争も激しく、物流面でも常に改革が求められているのです。

化粧品の物流をアウトソーシングした方が良い理由

化粧品は季節を問わずに一定の需要がある一方で、返品に対応している業者が増えています。そのため、突発的な案件が入りやすい業界です。

配送だけであれば比較的物流環境を整えやすいのですが、返品業務まで請け負うとなると、多大なリソースを必要としますが、返品業務はいつ発生するかわかりません。

そのため、返品のためだけに人手を確保するよりは、返品発生時に人を依頼する、アウトソーシングの方がコストパフォーマンスが高まります。

化粧品・コスメ業界の物流アウトソーシング・3PL企業紹介Selection

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引用元:リーヴオン公式サイト
http://live-on13.jp/work/logistics

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化粧品の物流に必要な要件

化粧品を扱うために必要な許可や要件とは?

化粧品イメージ

化粧品は特殊な商品で、包装、ラベル貼付、保管などの流通加工を担う3PL業者には、化粧品製造販売業許可が必要になります。この許可を得るには設備・人材面の2つの要件があり、これらを満たして許可を取得した3PL業者を選定することが第一のポイントとなります。

一方で、化粧品メーカーは他の製造業と同じように、製造拠点の海外移転が進んでいます。このため、「海外生産した化粧品のパッケージを入れ替えたい」「海外生産品に法定ラベルを貼付したい」などのニーズがあります。

この要望に応えるとともに、少量多品種化にも対応できる物流システムを備えた3PL事業者を選ぶ必要があります。

化粧品製造販売業許可とはなにか?

化粧品製造販売業許可は、平成26年11月に施行された「医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)に定められています。製造販売許可とは、市場に対する最終責任を負って化粧品を日本国内市場に出荷・流通させる業者に対する許可です。

この許可を受けるには

1.製造所で適正な品質管理体制のもとで製造が行われているかを管理監督できる能力

2.市場に出荷した製品が不適切な使用はされていないかをチェックするとともに、副作用情報やクレーム情報を国内外から積極的に収集し、製品自体に問題がないかを分析して国への副作用報告、研究報告など適切な安全対策を行うことができる能力

を有していなければなりません。

化粧品製造販売業許があると可能になること

物流会社にも化粧品製造許可取得を進めている会社があります。

この許可があると、出荷判定の済んでいない製品の受入から製造(包装・表示、品質試験、各種記録の確認、出荷判定など)、市場への出荷まで一貫したサービスが可能になります。

また、医薬品医療機器等法が適用される業務であっても、セット組みやラべリングなど様々な製造作業を行うことができます。

化粧品の流通加工に必要な製造業許可の種類

化粧品の基準

化粧品の基準については、薬事法に基づき以下のように定められています。

なお後述する別表1~4に関しては別にまとめましたので、そちらもご覧ください。

別表1~4はこちらです。

化粧品基準01

化粧品の原料は、それに含有される不純物等も含め、感染のおそれがある物を含む等その使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがある物であってはならない。

化粧品基準02

化粧品は、医薬品の成分(添加剤としてのみ使用される成分及び別表第2から第4に掲げる成分を除く。)、生物由来原料基準(平成 15 年厚生労働省告示第 210 号)に適合しない物、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和 48 年法律第 117 号)第2条第2項に規定する第一種特定化学物質、同条第3項に規定する第二種特定化学物質その他これらに類する性状を有する物であって厚生労働大臣が別に定めるもの及び別表第1に掲げる物を配合してはならない。

化粧品基準03

化粧品は、別表第2の成分名の欄に掲げる物を配合する場合は、同表の 100g中の最大配合量の欄に掲げる範囲内でなければならない。

化粧品基準04

化粧品に配合される防腐剤(化粧品中の微生物の発育を抑制することを目的として化粧品に配合される物をいう。)は、別表第3に掲げる物でなければならない。

化粧品に配合される紫外線吸収剤(紫外線を特異的に吸収する物であって、紫外線による有害な影響から皮膚又は毛髪を保護することを目的として化粧品に配合されるものをいう。)は、別表第4に掲げる物でなければならない。

化粧品に配合されるタール色素については、医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令(昭和 41 年厚生省令第 30 号)第3条の規定を準用する。

ただし、赤色 219 号及び黄色 204 号については、毛髪及び爪のみに使用される化粧品に限り、配合することができる。

化粧品基準05

化粧品に配合されるグリセリンは、当該成分 100g中ジエチレングリコール 0.1g以下のものでなければならない。

番外編:医薬品・医薬部外品の流通加工に必要な製造業許可の種類

上記、化粧品に該当しない医薬品や医薬部外品など、化粧品の定義以外の物の流通加工を行う場合でも、同様の許可が必要です。

医薬品・医薬部外品の物流会社・物流事情に関しては別途まとめていますので、こちらもご覧ください。

化粧品業界の物流アウトソーシング選びのポイント

製造販売許可の取得は前提条件

化粧品業界で物流アウトソーシングの受託会社を選ぶとすれば、まずは製造販売の許可を取得しているかどうかがポイントになります。許可がないと包装・表示・保管などの工程で、万全の衛生・安全確保体制が取られているかどうか保証がないからです。

求められる高い流通加工技術

温湿度管理や消費期限管理などの厳格な品質管理体制や品番やサイズ・容量違いなど多品種少量のアイテムを管理するためのノウハウも必要になるでしょう。

化粧品は商品にとって適切な温度管理が求められます。このため、物流センター内に空調設備がちゃんと整備されているかどうかもチェック項目になります。

現在は職場環境改善の目的から、常温庫に24時間稼働のエアコンを導入する物流会社が増えてきました。商品自体の品質を守るだけでなく、それをさばくスタッフの労働環境を改善することで、ミスが少なくなることが期待されます。

また前述したように、高価な商品が多く、凝った包装が多い化粧品の商品特性を考慮すると、流通加工の技術も見逃せません。商品によっては高級紙に包んでリボンを結ぶこともあります。また、パッケージ変更があった場合にはラベル貼り替え作業があり、試供品の仕分けや梱包なども行います。

流通加工技術のレベルを見分けるには、やはりその3PL企業がどれだけ熟練度の高いスタッフを抱え、実績を積んできたかを現場でチェックするのが手っ取り早いでしょう。

エンドユーザー目線を共有

多頻度小口配送が多い化粧品は、受注から商品配達までのリードタイムも短くなる傾向にあります。自社でトラック輸送まで手掛けている3PL業者なら、トラック輸送との連携も早く、スピーディな対応が期待できます。

その他、商品ごとのロット・シリアル管理に対応した設備を有しているか。また、ラッピング・梱包方法や、サンプル・販促チラシの同梱について的確な提案をしてくれるか。こうした点も円滑な物流を実現するうえで考慮すべきポイントです。

物流の最終目標はエンドユーザーの満足度を高めることにあります。このエンドユーザー目線をちゃんと共有できるかどうか。これが、物流アウトソーシング受託会社を選ぶ際の基本になります。

化粧品梱包現場や設備に求められることは?

化粧品の物流に求められる設備・環境としては、前述のように空調設備はもちろんですが、湿度管理ができる設備も欠かせません。

また、細かいところでは、虫やホコリの流入を防ぐためのシャッター装備も必須でしょう。医薬部外品も同時に扱う場合には、「医薬部外品製造業許可」が必要で、そのための設備や環境整備をしなくてはなりません。

こうしてみると、化粧品は食品と同じぐらい、必要な設備を挙げたら枚挙にいとまがありません。このため、設備投資の負担は重く、物流業界でも化粧品を得意とする業者は多くありません。こうした3PL業者が蓄積したノウハウをうまく活用することで、リードタイム短縮やコスト削減、さらに物流サービス品質アップによるCS(顧客満足度)の向上を実現できるのです。

化粧品業界の特徴

化粧品業界は常に新商品がリリースされる業界です。季節性も多少はありますが、季節だけで使用できる化粧品よりも、常日頃から使用できる化粧品への需要が高いです。

特に化粧品に興味を持っている層は流行に敏感です。新しい化粧品が登場したら、すぐにでも使用してみたいと思っている人も多くいます。また化粧品業界では常に新商品が登場しますし、近年ではサブスクリプション方式の化粧品も増えていることから、物流業界への依存度も高まっています。特に返品対応している化粧品業者も増えているので、販売だけではなく返品も含め、物流業界を頼ることになるでしょう。

【業界別解説】物流アウトソーシング会社・3PL企業の選び方

各業界の特徴や潮流、おさえておくべき要件などを説明したうえで、物流アウトソーシング会社・3PL企業の選び方を解説。
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