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荷役・入出荷

トラックから商品を積み降ろしたり、出荷したりする業務が荷役・入出荷です。物流においては大切な機能の一つですが、仕組みの構築や人材確保が必要になります。そのため、自社で対応するよりは外部にアウトソーシングしたほうがよい業務といえます。ここでは、荷役・入出荷の特徴や必要な要件、3PLに委託する場合のポイントを解説します。

荷役・入出荷とは

物流における荷役・入出荷は、主に商品の入出荷や集荷、運搬などを担っています。フェリーやトラックへ荷物を積み降ろしたり、倉庫や物流センターで入庫したりするのが主な役割です。このほか、商品の荷揃えや仕分け、ピッキングなども荷役が担当します。また、倉庫・物流センター内での運搬も担うなど、荷役・入出荷の役割は多岐にわたります。

荷役・入出荷は、物流の品質や生産性に大きく関わる機能です。少しでもロスが生じると、物流全体に影響が波及するおそれがあります。コスト上昇にも繋がるため、作業員には正確性と作業スピードの両立が求められます。

荷役・入出荷に必要な要件

自社で荷役・入出荷を行う場合、しっかりと仕組みを構築する必要があります。正確性とスピードが求められますので、AIやIoTを活用し、物流のDX推進が不可欠でしょう。それに伴うコストも発生するため、予算を決めて資金を投じることが重要です。

また、作業に携わる人材の育成も必須といえます。人材育成のためには、作業マニュアルの作成や、社内研修など教育環境の整備が求められます。導入機材・設備の使い方も熟知させる必要があるでしょう。ただし、スピーディで正確な作業スキルを習得させるためには、時間をかけて育成することが重要です。もし自社で対応できない場合、3PLへのアウトソーシングの検討をおすすめします。

荷役・入出荷におけるアウトソーシングのポイント

3PLに荷役・入出荷を委託する場合、体制や仕組み構築ができているか確認しましょう。荷役・入出荷は正確性を確保しつつ、リードタイムを短縮することが求められます。リードタイムの短縮に向けた3PLの取り組みをチェックし、自社の希望に沿っているか入念にチェックしましょう。

荷役・入出荷は重要な物流機能の一つですが、物流の効率化を図りたい場合は、包括的に業務をアウトソーシングできる3PLをおすすめします。保管や輸送まで、幅広い業務を委託すれば、体制レベルでのコスト削減と生産性の向上も実現可能です。荷役・入出荷のみを委託する場合に比べ、業務効率もアップするでしょう。自社の物流に課題を抱えているなら、仕組みの提案と包括業務に対応した3PLへ相談しましょう。