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鋼材・鉄鋼

10トントラックやトレーラーを使い、大きな重量物を輸送している鉄鋼業界。物流においてはコンプライアンス意識が必要なうえ、ドライバーの技術が求められます。このページでは、鉄鋼物流の特徴や課題のほか、物流をアウトソーシングする際の3PLの選び方をご紹介します。

大型素材などの重量物輸送にも対応

センコー株式会社

センコーでは、住宅建設に必要な部材の輸送に加え、大型素材の輸送にも対応しています。また、全国約300カ所の物流拠点網と、住宅関連の輸送の中で培ってきたノウハウで、最適な物流ルートと輸送手段をご提案します。

センコー株式会社の会社概要

会社名 センコー株式会社
設立年 2016(平成28)年4月15日
従業員数 記載なし
所在地 大阪市北区大淀中 1-1-30(梅田スカイビル・タワーウエスト)■総合受付:13F

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地域の特性に合わせた特殊車両を大規模に投入

両備トランスポート株式会社

両備トランスポートでは、地域の特性に合わせて重量物トレーラによる鋼材輸送業務なども行っています。(滋賀支店・山口支店)これを使った中長距離輸送も可能となっております。

両備トランスポート株式会社の会社概要

会社名 両備トランスポート株式会社
設立年 1999(平成 11)年 9月 3日
従業員数 1,060人(2022年 4月現在)
所在地 埼玉県越谷市西新井453番地1

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鉄鋼物流の特徴とよくある課題

鉄鋼業界の物流は、鉄鋼・製鋼メーカーが自前で物流部門や専門子会社を所有しているケースが多く、さらに下請けへ委託するケースも目出ちます。一方で道路交通法や道路運送車両法など、さまざまな法律の規制があり、コンプライアンスの徹底が求められます。

また、トレーラーなどの運転には熟練の技術が必要です。鉄鋼などの重量物は、取り扱いを間違えると重大な事故に繋がりかねません。トレーラーを運転中に万が一事故が起こった場合、周辺に多大な損害をもたらすリスクが潜んでいます。そのため、ドライバーには熟練度の高い運転技術が求められるのです。

しかし、鉄鋼物流ではドライバーの不足が問題となっています。ドライバー不足は物流業界共通の課題でもありますが、技術力を要する鉄鋼物流においては特に深刻な課題といえます。

このような課題を解決する手段の一つは、物流アウトソーシングです。鉄鋼物流の場合、輸送をアウトソーシングすることで、ドライバー不足の課題を解決できます。また、自社ドライバーの負担が軽減され、技術教育にあてる時間やコスト削減に繋がるでしょう。

鉄鋼物流に必要な要件

鉄鋼物流においては、コンプライアンスの徹底が求められます。大きな重量物を輸送する関係上、道路交通法を始めとする法律の影響を受けます。鉄鋼物流ではコンプライアンス遵守が必要不可欠であり、物流に携わる一人ひとりが高い意識を持って取り組むことが重要です。コンプライアンス意識が低いと、重大な事故を招き、自社の社会的信用にも関わりかねません。ドライバーの確保と技術育成も重要ですが、コンプライアンス意識の浸透と徹底にも注力する必要があります。

鉄鋼物流における3PL選びのポイント

もし3PLに物流をアウトソーシングする場合、自前でトレーラーなどを所有している業者を選びましょう。輸送だけでなく、倉庫での保管や、きめ細やかな輸送に対応している業者が望ましいといえます。例えば、着荷主の都合で受け取りが遅れる場合、3PLの倉庫で製品を保管してもらえば、自社で保管・管理する必要がなくなります。

また、着荷主のニーズに応じて輸送方法を振り分けるなど、柔軟な対応が可能な場合、物流サービスの質の向上に繋がります。鉄鋼物流で3PLにアウトソーシングする時は、しっかり細部までサービス内容をチェックして選びましょう。