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アパレル

アパレル業界は年々ECの需要が拡大しており、物流のウェイトが高まっています。しかし、アパレル業界特有の物流事情があり、課題も少なくないのが実情です。コスト削減と省力化実現のためには、物流のアウトソーシングも検討するべきでしょう。ここでは、アパレルの物流の特徴や課題、3PLの選び方などをご紹介します。

アパレル物流専門のシステムを導入

ダイセーロジスティクス株式会社

ダイセーロジスティクス株式会社では、アパレルに特化したスタッフを配置。 例えば、カテゴリ(アウター・インナー)ごとの担当者がいるなど、荷主ごとの販売計画に合わせた保管輸送を提案が可能となっています。また配送の手配も可能です。

ダイセーロジスティクス株式会社の会社概要

会社名 ダイセーロジスティクス株式会社
設立年 1975年(昭和50年)4月3日
従業員数 908人(令和4年1月1日現在)
所在地 東京都文京区本駒込5-28-7

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1958年創業の老舗アパレル運送会社

株式会社神田運送店

株式会社神田運送店では、検針なども徹底して行っており、X線検査なども行うなど衣料に特化したピッキングを行っています。また、伊勢崎営業所はQTEC(一般財団法人日本繊維製品品質技術センター)の検品技術指導工場として承認されています。

株式会社神田運送店の会社概要

会社名 株式会社神田運送店
設立年 1958年(昭和33年)4月1日
従業員数 記載なし
所在地 群馬県桐生市相生町2丁目588‐4

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アパレル物流の特徴とよくある課題

アパレルの物流は、コートやカットソーなどの洋服や、バッグ・帽子などの雑貨類、アクセサリーなど小物まで、さまざまな商品の管理が求められます。一方、トレンドや季節によって商品の種類・物量が変わるうえ、サイズやカラー展開も多岐にわたります。このような特徴から、複雑な商品管理が物流の課題となっています。

アパレルの物流は、商品の入庫や検品、ピッキングや梱包など、多くの倉庫業務が生じます。一連の業務はリードタイムにも関わるため、スピーディな対応が不可欠です。アパレル業界はスピードが何よりも重要で、少しの遅れがチャンスロスに繋がります。

商品に合わせた在庫の管理も必要です。例えば洋服はハンガーにかけ、アクセサリーはケースで個別管理するなど、細かな管理が欠かせません。

こうした問題を自社で解決する場合、倉庫作業の効率化・省力化が求められますが、コストが重荷となりかねません。倉庫や設備への投資はもちろん、人材の確保も課題でしょう。

複雑な商品管理や、人材確保を自社で一貫対応するには限界があります。コストの観点から見れば、アウトソーシングが効率的といえるでしょう。自社で倉庫や商品管理をする必要がなく、人材の確保や育成も不要になります。

アパレル物流に必要な要件

アパレルの物流では、多種多様な商品の管理に対応できる体制の構築が求められます。素材や商品の種類、特性に合わせ、適正管理できる倉庫と環境が不可欠です。また、入庫から出荷まで、スピーディに対応できる体制も求められます。リードタイムの短縮が売上と自社の信用に直結するため、作業の省力化・簡略化に重点を置く必要があります。さらにタグ付けや商品の補修など、特殊な加工に対応させることも重要です。

アパレル物流における3PL選びのポイント

3PLにアウトソーシングする場合、業者の設備やサービス体制をしっかりチェックしましょう。適正な商品管理ができることはもちろん、リードタイムの短さも選ぶ際の条件となります。なお、アパレルの物流に特化した3PLも中にはあります。アパレル特化型の3PLはノウハウが豊富で、季節・トレンドに合わせた柔軟な対応が期待できます。商品管理や倉庫業務も安心して委託できるでしょう。