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食品

日本の食を縁の下で支えている食品物流。食の安心・安全のためには欠かせない存在ですが、近年さまざまな課題に直面しています。課題を解決するには、物流のアウトソーシングも検討するべきでしょう。このページでは、食品物流の特徴や課題、3PLの選び方などを紹介しています。

食品様相に特化した物流を提供

株式会社紀文フレッシュシステム

紀文フレッシュシステムでは、食品メーカー出身という特性を活かし様々な食品メーカーの物流における課題を解決します。例えば、温度や湿度を管理できるシステムなど食品物流において欠かせないシステムなども提供するなど食品メーカー目線での対応が可能です。

株式会社紀文フレッシュシステムの会社概要

会社名 株式会社紀文フレッシュシステム
設立年 1984年(昭和59年)2月3日
従業員数 408名(2022年3月末)
所在地 東京都大田区平和島6-1-1 東京流通センター

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低温食品物流に特化した3PLを展開

TAKAIDOクールフロー株式会社

TAKAIDOクールフローでは、首都圏を網羅するアクセス至便な場所に3温度帯管理の物流センターを構えています。また、24時間体制による入荷・保管・仕分・出荷に対応可能です。さらに、都心部チェーン店への小ロット・多品目の配送も対応可能となっています。

TAKAIDOクールフロー株式会社の会社概要

会社名 TAKAIDOクールフロー株式会社
設立年 1922年(大正11年)5月
従業員数 記載なし
所在地 東京都杉並区下高井戸5丁目4番45号

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食品物流の特徴とよくある課題

食品物流は、日配品から長期保存可能な商品まで、さまざまな食品の輸送を担っています。しかし、人手不足が顕在化しており、スタッフ一人ひとりの負担は増しています。

特に問題となっているのがドライバー不足です。中でもドライバーの待機時間・滞在時間の長さは、食品物流における大きな課題であり、時間的なロスが生じています。待機時間・滞在時間の長さは配送先によるため、その都度対応しなければいけないのが実情です。

また、付帯作業の多さも課題と言えます。食品物流では、商品の検品や荷役、先入れ先出しなど、多数の付帯業務があります。こうした付帯業務は多岐にわたりますが、ドライバーが携わるケースも少なくありません。しかし、複雑な業務も多く、ドライバーの拘束時間増加・長時間労働の原因にもなっています。

このような課題を解決する手段として、検討したいのがアウトソーシングです。食品物流は業務が多岐にわたりますが、その大半を外部へ委託できます。ノウハウ豊富な3PLへ委託することで、ドライバーの負担が軽減され、業務の効率化・省力化も実現できるでしょう。

食品物流に必要な要件

食品物流の課題を解決するには、サプライチェーン全体を見直し、業務効率化と労働時間短縮を実現できる取り組みを実施する必要があります。アウトソーシングする場合、効率化・省力化の観点から委託する業務を決定しましょう。

また、冷凍冷蔵庫や倉庫を確保し、適正な温度管理と効率的に配送できる体制の構築が求められます。食品は品物によって適温が異なります。日配品は鮮度が重要なため、短時間で配送できるルートの確立も不可欠です。食品物流のアウトソーシングは、このような点も考慮して判断する必要があります。

食品物流における3PL選びのポイント

食品物流に対応した3PLを選ぶ際は、多数の温度帯に対応した業者を選びましょう。食品の温度帯を大別すると、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯があります。アウトソーシングする場合、これら全ての温度帯に対応した3PLへ委託するべきです。

食品物流は、適正温度で食品の品質を維持することが求められます。食品の劣化や在庫ロスを防ぐためにも、3PLの設備は入念なチェックをおすすめします。